ラリーの元祖、北京からパリへ。1907年に行われたアドベンチャー・ラリーのドキュメンタリーです。よくある独特の翻訳で、書きっぷりはもうちょっと何とかならんかなぁ・・って感はありますが、この当時としてはなかなか面白い内容です。モータースポーツファンの期待に応えられる内容かと言うと、ちょっと微妙かもしれません。当時のロシアや中国をめぐる紀行文としてはとても充実していると思います。また、写真がたくさんあり充実しています。写真に価値ありとも感じます。また、当時の各国の時代年表もあり、時代背景の理解にたいへん参考になります。なかなかよくできた書籍かと思います。購入一読後、保管していたものです。よってコンディションは良いです。カバー背表紙に小さな汚れ付着あります。帯もありますが、片端が破断してます。画像で確認ください。2006年刊行、マール社刊、初版です。(重版無しと思います、現在は電子書籍のみ販売されています)以下、外部紹介より。「BOOK」データベースよりガソリン自動車が誕生して20年、フランスの新聞「ル・マタン」紙が、北京からパリまで走るという前代未聞の長距離ラリーを企画した。エントリーした車は五台。時は折しも鉄道ブーム。輸送手段はほとんどが馬車から鉄道に変わり、使われなくなった道は自然のなかに飲み込まれている。橋は朽ち、道は沼と化した。果たしてゴールはできるのか!そして勝つのは誰だ。エントリーしたイタリア貴族ボルゲーゼ公爵の車に同乗したジャーナリスト、ルイジ・バルツィーニが電報を使って新聞に送り続けたドキュメンタリー。 130枚もの写真とともに人類の歴史を変えた幻のラリーがよみがえる！著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)バルツィーニ・ルイジ、樋口あや子訳イタリア人ジャーナリスト。ボレゲーゼ公爵の車に同乗し、旅先から電報によって記事を送りつづけた。この記事が新聞で連載され、ヨーロッパではリアルタイムで、ラリーの状況に胸を高鳴らせた。#大陸横断ラリーin1907#大陸横断ラリー#パリ北京ラリー#ラリー#自動車ラリー#バルツィーニ・ルイジ#ラリーレイド#モータースポーツ#マール社#イターラ#クラシックカー